スウェーデンの高校生グレタ・トゥーンベリさんが一人で始めた気候変動対策を求める活動は、世界150ヵ国以上に広がり影響を与えています。
2019年9月23日に開催される世界気候サミットに声を届けるために、9月20日に世界中で「気候マーチ」が開催されました。
日本国内でも東京をはじめ各都市で開催されましたが、ここ白馬村でもSDGs Labに参加してくれている高校生有志が立ち上がりマーチを企画・開催しました!
グローバル気候マーチ(Global Climate Strike)
高校生からのメッセージ
私たちは、白馬高校の2年生です。
スキーやスノーボードが大好きなので、いつまでもパウダースノーの白馬であってほしいです。
そのためにも、私たちはまだ日本にない気候非常事態宣言を白馬村に求め、日本そして世界に声を届けたいと思っています。
このマーチは、環境問題に関心がある人だけでなく、そうでない人もみんなが考えて「地球に優しい」第一歩を踏み出せるよう、行動を起こすきっかけになるように企画しました。
気候危機を「他人ごと」ではなく「自分ごと」にしませんか?
そして私たちの未来を守っていきましょう!
マーチをして日本で最初に気候非常事態宣言を起こしましょう!
ズク出せ白馬!
17:00 白馬駅集合 マーチ開始
17:30 白馬村役場にて村長に要望書を提出
18:00 解散
マーチに向けた準備作業
プラカードやバナーの制作など、当日に向けた準備を行いました。
日時:9月15日(日)17:00〜
場所:コワーキングスペース「白馬シェア」
気候非常事態宣言を求める署名
9月20日(金)(マーチ当日)の午前10時から午後4時まで、コワーキングスペース「白馬シェア」にて、「気候非常事態宣言」を求める署名を集めました。
*集まった署名は白馬村役場で白馬村長に渡しました。
マーチ当日の様子
17:00 JR白馬駅前
約120名の参加者に対して、マーチを企画した高校生からマーチの趣旨と共に「今日をきっかけに1穂踏み出してほしい」、「グレタさんが世界を動かしたように自分たちも白馬を動かせるよう2歩・3歩と踏み出したい」という想いを伝えました。
17:10 白馬駅を出発してマーチ開始
高校生を先頭に、村内外から集まった子どもから大人まで多様な参加者が白馬村役場に向けてマーチを開始しました。
*事前に警察署に届出を行い、安全を確保しながらマーチを行なっています。
17:30 白馬村役場で村長にメッセージを伝え署名を渡す
職員や議員の方に出迎えていただき、高校生から村長に地球が危機的状況にあることを伝え、白馬村として気候非常事態宣言を行うことを求めて署名を渡しました。
17:40 JR白馬駅に向かいマーチ再開
スーパーやアウトドアショップの前を通りながら、行き交う人たちに気候危機の状況と行動の必要性を伝えました。
18:00 白馬駅にて解散
無事にマーチを終え、解散しました。
9月20日には、世界163ヶ国で5,800件のアクションが開催され、400万人がマーチに参加しました。
日本国内では、23都道府県で5,000人以上が参加したと言われていますが、白馬村の参加者数120人は全国で7番目の多さで、人口9,000人の小さな村の大きなアクションとなりました。
このマーチをきっかけに気候危機に対する一人ひとりの意識が高まり、白馬からも世界を変えていく行動が起こせることを願います。
ずく出せ白馬!自ら変わっていきましょう!