開会 – 10:00
ついに最終日!2日間の疲れもありますが、楽しく安全に作業することを心がけましょう!
作業開始 – 10:30
天井チームは断熱材を敷き終えたところで、外してあった天井板(石膏ボード)を戻します。
こちらは廊下側チーム。
仕上げ材の塗装をする前に、床や窓枠などをマスキングします。
シナ合板(シナベニヤ)にドイツ生まれの自然由来の保護塗料「オスモカラー(ホワイトスプルース)」を塗布していきます。
刷毛で塗った後、刷り込みながら拭き取り、ムラをなくしていきます。
サッシに隙間テープを貼り付けて、廊下からの隙間風を遮断します。
窓側のチームは、断熱材に記念の落書き…、ではなくアートを書き込んでいます。
参加した生徒だけが知る見えないアート。教室に愛着が湧きそうです。
窓側にもオスモカラーを塗布。みんなで塗るとあっという間です。
昼食 – 12:00
アリスエスパイスのお弁当、最終日はタコライスを届けていただきました。
3日間にわたり美味しいスパイス料理で参加者のお腹を満たしてくれて、ありがとうございました!
講義 – 13:00
最終日のレクチャーは、気候変動と自然エネルギー。
日本では温室効果ガス排出源の3分の1が建築に関係するもので、住宅の断熱や省エネに加えて、できるだけ集まって暮らし交通による排出も抑えていくことが重要というお話をしていただきました。
また、生徒から「太陽光発電パネルはリサイクルできるのか」という質問があり、「技術的には95%くらいはリサイクル可能であるが、パネルは40年程度使えるため、現在は廃棄量が少なくリサイクル工場に新たに投資する企業が出にくい」と回答いただきました。
作業再開 – 13:30
内窓のサッシ枠(框=かまち)づくりに着手。
カットされた木材の角を落とすために、カンナの掛け方を教えてもらいました。
残り時間もあとわずか。各チームで最後の仕上げに取り掛かります。
閉会 – 16:00
3日間の作業だけでなく、企画や準備の段階も含めて、参加者一人ひとりが断熱改修ワークショップを振り返りました。
最終日の記念写真は、キリンのポーズ!(キツネではありません)
ご参加いただいた皆様、協力や寄付をいただいた皆様、講師を務めていただいた竹内さん・内山さん・横山さん、ありがとうございました!
断熱改修の効果を測定してご報告いたしますので、お楽しみに!